自律神経失調症は、文字どおり自律神経が失調した(バランスが崩れた)状態です。
自律神経は、その時々のからだの状況に応じて、意思とは無関係に自動的に働き、
体内をつねにベストの状態に保ち続ける神経です。
例えば暑いときに汗をかいて体温の上昇を抑える、運動時に心臓の鼓動を早くして筋肉に大量の血液を送る、
食後に胃腸の働きを活発にする、ホルモンの分泌をコントロールするなど、さまざまな重要な役割を司っています。
自律神経のバランスが乱れると、安静にしているのに心臓の鼓動が激しくなる、胃腸の具合がよくない、
突然からだがほてるといった、多くの不快な症状が引き起こされます。
症状はその人の弱い部分に現れやすく、体質的におなかが弱い人には腹痛や下痢など、
肩がこりやすい人にはがんこな肩こりが起きます。
いくつもの症状がかわるがわる現れたり、同時に重なることもあります。
身体や背骨のゆがみを調整する事で、神経伝達・血流促進されて自律神経の働きを正常に戻す効果が期待できます。